機械式ダイバーズウォッチを買うときに見るべきポイントとおすすめモデルを厳選して紹介します
機械式の腕時計の中でも防水性の高いダイバーズウォッチは実用性が高くてとても人気があります。
ダイバーズウォッチが欲しくていざ買おうと思っていろいろ見ても何十万円もするものから数万円で買えるものまであってどれを選んだらいいかわからなくなりませんか?
そこでこの記事ではダイバーズウォッチを選ぶときに見るべきポイントと、私がこれまで見てきたたくさんのダイバーズウォッチの中から予算10万円程で買えるオススメモデルを厳選して紹介したいと思います。
- ダイバーズウォッチを選ぶ時に見るポイント
- 本当におすすめできるダイバーズウォッチを厳選して紹介
- セイコー 3rdダイバー"スモウ"
- ティソ シースター1000
- ミドー オーシャンスター
- シチズン プロマスター
- まとめ
ダイバーズウォッチを選ぶ時に見るポイント
どこを見て選んだらいいか分からないという人のために、見るべきポイントを解説します。
このポイントを押さえておけば価格やブランドに惑わされず実用性の高いダイバーズウォッチが見極められると思うのでぜひ参考にしてください。
ポイント①:200m以上の防水性
防水性は最低でも200mが備わっているものがおすすめです。
防水性は日が経つにつれて徐々に低下します。
200m以下だと数年使用して防水性が低下した際に水が入ってしまう恐れがあるため200m防水以上のものを選ぶようにしてください。
ポイント②:ケースが厚すぎない
ケースの厚さも重要なポイントです。ケースの厚さは14mm以下のものがおすすめ。
ケースの厚さが14mm以上になってくると、長袖の服を着たときに袖に引っかかってしまうのがストレスに感じてしまう人が結構な割合でいます。
既に何本も持っている人は用途や場面に合わせて使い分けられますが、そうではない人は14mm以下のスッキリしたものを選んだ方がシーンやスタイルを選ばないので使い勝手がいいと思います。
ポイント③:ランニングコストが安いかどうか
防水性を維持していくのに維持費の負担が少ない国産かETA製の機械が入っているものを選ぶことをおすすめします。
上にも書いたように、防水性は徐々に低下していきます。
機械式の腕時計は低下した防水性を元に戻したり、中の機械の掃除をするオーバーホール(車検のようなもの)を数年毎にする必要があります。
特殊な機械や部品が使われているダイバーズウォッチだとオーバーホールに10万円近くかかることもあって大きな負担となってしまいます。
しかし国産やETAという世界最大のムーブメント製造メーカーの機械であれば部品代も安く済み、オーバーホールできる修理技師も多く存在するため費用を大幅に抑えることができます。
本当におすすめできるダイバーズウォッチを厳選して紹介
これまでに見てきたたくさんのダイバーズウォッチの中から本当におすすめできるダイバーズウォッチを厳選して紹介します。
どれもコスパに優れていて実用性も高いものなので初めて機械式のダイバーズウォッチを買おうと思っている人にはぴったりだと思います。
セイコー 3rdダイバー"スモウ"
型番:SBDC083
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:ステンレススチール
防水性:200m空気潜水用
ケースサイズ:45mm
厚さ:12.9mm
風防:サファイアクリスタル
ムーブメント:6R35
定価:85,000円(税別)
おすすめポイント:耐磁性
スモウは身の回りにある電子機器から発せられる磁気に耐えられるようにJIS規格第一種耐磁時計の認定を取得しています。
磁気から5cmまで近づけてもほとんどの場合磁気帯びせずに性能を維持できるレベルであることを証明する規格
認定を取得すると裏ぶた・タグ・カタログ等に”耐磁時計”の表示が可能
機械式の腕時計は磁気に弱く、強い磁気を受けると”磁気帯び”という状態になってしまい時刻の精度が大幅に狂ってしまいます。
一度磁気帯びしてしまうと修理に出すしか直す方法がなく、磁気には気を付ける必要があります。
スマホやイヤホンからも実は強い磁気が発生していて、第一種耐磁時計でも密着させると磁気帯びしてしまうので注意しましょう。
ティソ シースター1000
型番:T1204071105100
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:ステンレススチール
ベゼル素材:セラミック
防水性:300m
ケースサイズ:43mm
厚さ:12.7mm
風防:サファイアクリスタル
ムーブメント:POWERMATIC80
定価:83,000円(税別)
おすすめポイント①:高い防水性
200m防水以上の防水性が備わっているものを選ぶのが品質の高いダイバーズウォッチを選ぶポイントですが、シースター1000は200mを大きく上回る300mの高い防水性が備わっています。
防水が300mもあれば私たちが日常生活で受ける水圧には全て耐えることができるのでどんなシーンでも安心して使うことができます。
おすすめポイント②:セラミック製ベゼル
シースター1000には基本的に何十万円もするハイエンドのダイバーズウォッチにしか装備されてないセラミック製のベゼルが装備されています。
セラミックは耐傷性に優れていて、モース硬度という素材の"引っかき傷"に対する硬さを表す数値でモース硬度9の素材です。
セラミックに引っかき傷をつけられるのは地球上でダイヤモンドのみ。
セラミックにはこのような特徴があるので、長い年月使用しても新品の状態をずっと維持することができます。
この価格帯の機械式ダイバーズウォッチでセラミック製のベゼルが使われているシースター1000はコスパに優れている本当におすすめできるダイバーズウォッチです。
ミドー オーシャンスター
型番:M026.430.11.041.00
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:ステンレススチール
防水性:200m
ケースサイズ:42mm
厚さ:11.7mm
風防:サファイアクリスタル
ムーブメント:MIDO Caliber80
定価:111,000円(税別)
おすすめポイント①:薄さ
機械式ダイバーズウォッチは13mm~15mmの厚さの物が多いのですが、オーシャンスターは11.7mmの薄さで作られています。
12mmを切る厚さだと長袖の洋服を着た時に時計が袖に引っかかるストレスが大幅に軽減されます。
シャツの袖の下にスッキリ納まるので普段スーツを着て仕事をしているビジネスマンに特におすすめです。
おすすめポイント②:デザインの美しさ
カジュアルな印象が強いデザインのダイバーズウォッチが多い中、オーシャンスターはカジュアル過ぎずシンプル過ぎでもない絶妙なバランスでデザインされています。
具体的にはこのようなデザインです。
各部分に細くてスッキリとしたドレスウォッチのような要素が入ったデザインになっているのでカジュアルな印象が薄くなっています。
仕事とプライベート両方で使いたい人やカジュアル過ぎるのは好きじゃないという人にぜひおすすめしたいダイバーズウォッチです。
シチズン プロマスター
型番:NY0070-83E
ケース素材:スーパーチタニウム
バンド素材:スーパーチタニウム
防水性:200m
ケースサイズ:43.5mm
厚さ:13.4mm
風防:クリスタルガラス
ムーブメント:8203
定価:65,000円(税別)
おすすめポイント:スーパーチタニウム
スーパーチタニウムというシチズン独自の素材が使われている点が他のダイバーズウォッチにはない特徴です。
ステンレスより硬い上に重量も約40%軽いので着用時に重たく感じることはありません。
軽くて傷も付きにくいので外仕事をしている方やアウトドアの趣味がある人に特におすすめです。
まとめ
品質の高いダイバーズウォッチを選ぶためのポイントや、数多くのダイバーズウォッチがある中で特におすすめのダイバーズウォッチを厳選して紹介しました。いかがだったでしょうか?
初めてのダイバーズウォッチに最適でどれもコスパに優れているものばかりなので気になった物があったらぜひ買って使ってみてください!